中国の主張には必ず裏がある [中国との諸問題。]
【北京=加藤隆則】日本から輸入されたマックスファクター社の「SK―2」シリーズの化粧品が販売中止になった問題で、中国当局は23日、「(使用禁止のクロムなどは)製造過程で微量が混ざることがある。わずかであれば健康への害はないと言える」との声明を出した。 24日付の中国各紙が報じた。これを受けて、親会社の米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)中国法人は同日、「数週間以内に中国での販売を再開する」と発表した。 日本の残留農薬規制で中国からの農産品輸出が減少したことへの報復との見方があったが、安倍首相訪中による日中関係好転で、一気に幕引きした格好だ。 今回の問題では、「日本のP&Gは傲慢だ」などとする報道にあおられ、返品騒動が各地に拡大。興奮した市民がP&G上海事務所のガラスドアを破損する騒ぎまで起きた。 |
中国の言動は、全てが計算に基づいていることの表れだ。
中国による日本への内政干渉を本気で受け取る輩は考え直してはどうか。
外交政策のためならば、どんな手段もいとわない。
それが中国の狡猾さであり、恐ろしい点である。
靖国問題や南京大虐殺など真に受けてはならないことがわかる。
このことからも、
それらをマトモに相手にすることが如何に愚かかわかるだろう。
いくら朝日新聞や毎日新聞がそれらに本気になったとて、
中国の首脳陣は鼻で笑っているに違いない。
中国の発言が、単純な恨み辛みではないことを学ぶべきだろう。
しかし、今回のように被害をマトモに受ける企業にとってはたまったものではない。
マックスファクター社は不幸だったとしか言い様がない。
中国、靖国言及に終止符か [中国との諸問題。]
戦略的利益へ関係改善=「靖国」対立を回避-相互訪問も再開・日中首脳が一致 【北京8日時事】安倍晋三首相は8日午後、北京を訪問し、人民大会堂で中国の胡錦濤国家主席、温家宝首相と相次いで会談した。一連の会談では、靖国問題で悪化した両国関係を改善し、共通の「戦略的利益」に立脚した互恵関係を構築することで一致。途絶えている首脳相互訪問の再開で原則合意した。また、中国側は「靖国神社に首脳が参拝することで中国やアジアの人々を傷つけた。政治的障害を除去してほしい」と参拝自粛を要求。安倍首相は「行くか行かないかは言及しない」との考えを伝えた。 |
いい加減不毛であることに気づいたのだろうか。
中国という国はやはり侮れない。
タイミングを心得ているようで、
外交上、手強い国であることは間違いないようだ。
他国の宗教行為に口を挟むことほど無粋なことはない。
戦争のほとんどの原因に宗教が絡むと主張してもそう異論は出ないだろう。
他国の信仰は、尊重されねばならない。
それに口を出してきたのが中国、そして韓国である。
しかし、それでいては両国間の発展は望むべくもない。
お互いの立場に距離を置き、尊重し合うことが必要だ。
それが未来を見据えた国交であろう。
気がかりなのは日本の左翼メディアと韓国である。
取り残された感が否めない。
本当に必要なことが何なのか。
それに一刻も早く気づいてほしいものである。
有意義な日中首脳会談を望む [中国との諸問題。]
安倍晋三首相が8日、北京を訪問し、胡錦濤・中国国家主席や温家宝首相と会談することが1日、分かった。中国側は会談に応じる方針をすでに日本側に伝えている。日中関係筋が明らかにした。安倍首相は9日には韓国を訪問、盧武鉉(ノムヒョン)大統領と会談する。日本の首相の訪中は2002年4月の小泉純一郎前首相以来で、日中首脳会談は昨年4月のジャカルタ以来となる。 |
中国に媚びるのではなく、
一方的にわが国の主張を押し付けるのでもなく、
お互いに一歩ずつ歩み寄るような会談となることを望みたい。
本当の意味での歩み寄りである。
今までわが国がいくら譲歩の姿勢を見せても、
頑なにそれを拒んできたのが中国である。
中国の内政干渉を受け入れる必要はない。
国の戦士者追悼方針に他国が口を出す権限はない。
お互いの立場を尊重した上での会談が求められる。
おそらくは、中国側は日本との関係改善を望んでいよう。
本音では日本と対立し続けるメリットがないことはわかっているはずだ。
聡明な中国に期待したい。
安倍新内閣の最初の大きな仕事となりそうだ。
安倍首相の手腕も楽しみである。
はっきりと主張すべき所では毅然とした態度を示して欲しい。
そろそろ中国も態度を軟化させざるを得なくなろう。
新政権にはそんな外交を求めたい。
原作者の著作物が海賊版扱いされる中国 [中国との諸問題。]
「しんちゃん」グッズ販売できず=国内企業の商標登録を認定-中国裁判所 【北京30日時事】中国でも人気の高い漫画「クレヨンしんちゃん」に関する商標を中国企業が登録したため、中国国内でキャラクターグッズの販売ができなくなったとして、出版元の双葉社(東京)が商標登録取り消しを求めて訴訟を起こしたが、北京市第1中級人民法院(地裁)が訴えを退ける判決を下していたことが30日分かった。著作権を管理している出版元が、中国ではしんちゃんグッズを販売できないという異例の事態になっている。 |
著作権を保有する双葉社の商品が海賊版扱いされる。
日本国内、いや先進国では理解しがたいことである。
本来の権利者が当然保有すべき権利が認められず、
ニセモノである模造品に権利が認められてしまう。
これが中国の実態であろう。
政府が『模造品』にお墨付きを与える国だ。
まともな商売などできるはずがない。
中国に進出する企業は肝に命じておいた方がいい。
中国に理性や常識を求めてはならないし、
ましてや日本国内のやり方で商売が通用する、
などという甘い考えがあるならすぐに改めるべきだ。
その場しのぎで中国国内の企業は守られても、
結果的には『中国市場』の信頼を落とすことに繋がる。
中国はそのことに気づく必要があるのではなかろうか。
時期首相は中国に媚びずに靖国参拝を [中国との諸問題。]
【北京16日共同】中国外務省の秦剛副報道局長は16日、安倍晋三官房長官が次期首相に就任した際に早期訪中が実現するかどうかについて「日本の指導者が早期に決断を下して政治的障害を取り除くことが鍵となる」と述べ、靖国神社参拝問題での対応次第との考えを表明した。 |
どうしてこれほど高圧的なのだろうか。
さも、わが国首相が訪中を望んでいるかのような発言だ。
訪中などしなければいい。
わが国も靖国神社に対して一切妥協しなければいい。
口が酸っぱくなるほど繰り返すが、
靖国神社への参拝問題はわが国の内政問題である。
他国が干渉すべき問題ではない。
以前は中国は靖国神社に対して興味を示していなかったはずだ。
それを今になって言い出すのは外交カードであるからに過ぎない。
政治的障害を引き起こしているのは中国である。
中国がそうした姿勢を改めぬ限り、日中友好など生まれない。
中国に媚びての訪中など何の意味があろうか。
言いなりになったところで、わが国が得られるものなどない。
日本側が中国の不当な干渉は受け付けない、との明確な態度を示すことだ。
その上で中国が起こしたアクションにこそ、交渉の余地がある。
中国の新聞が日本をべた褒めの意図は? [中国との諸問題。]
反日系中国紙が日本絶賛 冷却ムード改善狙う? 日本特集は、東京の様子について「高層ビルだけでなく、地下街も発達している」「都心は緑一色。都市開発と環境保護のバランスの良さを実感できる」と報道。東京での取材を通じ「日本経済は再生したと感じた」とも伝えた。 ただ靖国神社については、侵略戦争を美化しているとして「憤りを隠せない」と批判。また「大多数の庶民は歴史に無関心だった」と不満を述べている。 |
さて、何が目的か。
技術を盗むことか、毒食品の輸入か。
それとも次期首相を見越しての路線変更か。
それとも金を出せと迫るのか。
いずれにしても言葉通りに受け取ることはできない。
猪突猛進型の韓国とは違い中国は狡猾な外交戦略をとってくる。
何らかの裏があるとみて間違いない。
オリンピックの資金が足りないのか。
悪化の一途を辿る環境問題の解決策を求めるのか。
技術支援を迫って日本の技術を盗もうとしているのか。
中国の意図が何なのかを見極めることが肝要だ。
素直には受け止められないし、はっきり言って気色悪い。
-------蛇足。
あり得ないことだと断っておくが、
万が一本気なのならアメリカで行っている南京事件のロビー活動を止めよ。
中国、自国の食品を棚に上げて日本を批判 [中国との諸問題。]
【北京13日共同】中国の国家質量監督検験検疫総局は13日、今年6月以降、日本産の輸入食品から中国の規定を上回る食品保存料が検出されるなど品質上の問題があったケースが約30件に上ったと発表した。 |
対抗策?
日本の審査基準に対抗してなんの意味があろうか。
日本が輸入しないならばこちらも輸入しないと?
馬鹿げている。
自国の毒食品を輸出するために、
日本の安全な食品に難癖をつける。
その行為が本当に正しいと思うならばすればいい。
将来においても自国のプラスになると思うならば。
日本はたいして困らない。
安全な食品を求める人に日本の食品が多く行き渡れば良いではないか。
自国の食品を棚に挙げて日本を批判する。
呆れてものが言えない。
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中国産食品を規制緩和の愚~中国による食品テロ~
懸念や遺憾で国益を守れるか [中国との諸問題。]
東シナ海の日中中間線付近で中国が新たな天然ガス田開発を進めている可能性が高いことが28日、明らかになった。 政府関係者によると、新たなガス田は、日本が境界線と主張する日中中間線から約70キロ・メートル中国側にあるガス田「平湖」付近と見られる。 安倍官房長官は28日午前の記者会見で、「東シナ海の日中間の境界画定がなされていない状況で、中国側が(日中)中間線西側の我が国領海基線から200カイリ以内の海域で開発作業による既成事実の積み重ねを行っていることに対し、我が国として強い関心と懸念をその都度中国側に伝えている」と述べた。 そのうえで、「引き続きわが国の主権的権利を確保すべく、対話を通じた迅速な解決を目指したい」と強調した。 |
日本政府の腫れ物に触るかのような対応はなんともじれったい。
いつも『遺憾の意』を表明するだけだ。
遺憾の意は我が国の国益を守ってくれようか。
国益を守るのは明確な意思表示である。
中国は日中中間線が確定していない段階でガス油田の開発を始めた。
ルール違反であるが、口先だけの日本に対してなら押し通すことは可能だろう。
悔しいかな、それが現実である。
繰り返しになるが、周辺国とは利害は一致しない。
如何に交渉を有利に運ぶかが外交だ。
このままでは我が国の外交政策は完全に失墜する。
真の要求よりも強気に出て、相手の要求に合わせて少し引く。
譲ったと思わせつつ思い通りに運ぶ狡猾さが必要だ。
今の日本は『遺憾の意』と『抗議』を繰り返すだけで何の交渉にもなっていない。
中国産食品を規制緩和の愚~中国による食品テロ~ [中国との諸問題。]
【北京21日時事】日本が5月末に施行した食品の残留農薬の新規制で輸出鈍化を懸念する中国政府が28日から検疫当局者を日本に派遣し、厚生労働省と運用面の規制緩和を協議することが21日、明らかになった。日本側も中国政府が保証する「優良事業者」について、検査の運用を柔軟化する方向で検討している。 |
一体何のための規制か。
ニンニク、ウナギ、椎茸、落花生、烏龍茶・・・。
中国産の食品は巷に溢れ返っている。
しかし、中国産の食品を一言で言えば、
『安かろう、毒だろう』である。
奇形家畜が日々生まれ、歪な野菜が採集される国である。
食品が安全であるわけがない。
中国政府に認められた優良業者など信用するに足るだろうか。
つい数ヶ月前、
中国産のウナギから日本では許可されていない数百種類の薬品が検出された。
6月にはエンドウから基準値超の農薬、
今月に入ってからも、
烏龍茶からも規制値を3倍を上回る殺虫剤、
ニンニクからも基準値4倍の殺虫剤、
そして再びうなぎからも今度は22倍超の殺虫剤だ。
中国の食品テロと言っても過言ではあるまい。
このタイミングで規制緩和とは、
日本政府は、国民の食卓を毒まみれにするつもりか。
中国の危険な野菜を市場から追放すべきではなかろうか。
まず手っ取り早いのは中国産と明記されている食材は買わないことだ。
スーパーやコンビニで食べ物を手に取る際、少しだけ気にかけていただきたい。
多少の安さを求めるために、命を削る必要はない。
消費者の立場から安全な食品を求めれば多少の効果は期待できよう。
しかし十分ではない。
加工食品の中には原産国が明記されていないものも多い。
外食産業もほとんどは食材の原産地など明示されていない。
意識せずに口にしてしまう可能性は排除できない。
遺伝子組み換え作物の表示だけでなく、原産国表示も義務付けてはどうか。
何よりも規制の緩和など考えないことだ。
国民の安全を守ることを考えたら、
規制を強化こそすれ、中国食品の規制緩和など許されない。
中国産ニンニクの茎から基準値を上回る農薬が検出されたとして京都府は22日、食品衛生法に基づき輸入元の食品卸会社「笑笑貿易」(同府長岡京市)に対し、流通した462キロの回収を命じた。 |
厚生労働省は22日、中国・広東省と上海産のウナギから、最大で残留基準値の22倍を超える有機塩素系殺虫剤エンドスルファンが検出されたと発表した。食品衛生法に基づいてすべての輸入業者に検査命令を出し、基準を満たさない場合は流通させないよう求めた。市場に出回ったものも一部あるが、ただちに健康に影響を与える恐れはないとしている。両地域以外の中国産ウナギは検査命令の対象外。 7月以降に広東省と上海から日本向けに輸出された7件で違反が見つかった。名古屋検疫所が7月に調べた広東省産ウナギからは基準値(0.004ppm)の22倍を超える0.089ppmが検出された。 |
歴史問題を中国の永久ジョーカーにしてはならない [中国との諸問題。]
【北京=藤野彰】中国の江沢民・前国家主席(前共産党総書記)が在任中の1998年8月、在外大使ら外交当局者を一堂に集めた会議の席上、「日本に対しては歴史問題を永遠に言い続けなければならない」と指示し、事実上、歴史問題を対日外交圧力の重要カードと位置付けていたことが、中国で10日発売された「江沢民文選」の記述で明らかになった。 中国は胡錦濤政権に移行した後も一貫して歴史問題を武器に対日圧力をかけ続けており、江氏の指針が現在も継承されているとすれば、歴史問題をめぐる中国の対日姿勢には今後も大きな変化が期待できないことになりそうだ。 同文選(全3巻)は江氏の論文、演説などを集大成したもので、これまで未公開だった重要文献を多数収録。江氏は同年8月28日に招集した在外使節会議で国際情勢について演説、この中で対日関係に言及し、歴史問題の扱いをめぐる指針を示した。 それによると、江氏は「日本の軍国主義者は極めて残忍で、(戦時中の)中国の死傷者は3500万人にも上った。戦後も日本の軍国主義はまだ徹底的に清算されていない。軍国主義思想で頭が一杯の連中はなお存在している。我々はずっと警戒しなければならない」と述べ、日本の軍国主義はなお健在との認識を表明した。 さらに、台湾問題との関連で「日本は台湾を自らの『不沈空母』と見なしている」と批判、「日本に対しては、台湾問題をとことん言い続けるとともに、歴史問題を終始強調し、しかも永遠に言い続けなければならない」と指示した。 江氏は同会議の3か月後の同年11月に日本を訪問。滞在期間中は歴史問題を再三とりあげ、強硬姿勢を印象付けた。 |
中国の言いなりになって靖国参拝を止めたり、
神社としての教義を曲げることが如何に愚かか。
如実に表していよう。
それが中国の実態だ。
中国にとって『感情』など建て前に過ぎず、
歴史問題を外交カードにし、日本を叩く材料が必要なだけだろう。
『日中関係の悪化は日本の責任』と言う輩は、どう考えるのか。
朝日新聞、毎日新聞、東京新聞、中日新聞、北海道新聞、
筑紫哲也や鳥越俊太郎を始めとする売国ジャーナリストの面々、
そして民主党、共産党、社民党、自民党の一部議員に問いたい。
日本が自虐教育をすれば、
靖国神社からA級戦犯を引き離せば中国は黙るのか。
不当な内政干渉をやめるのか。
軍拡を改め、我が国の領海侵犯をしないのか。
否。
中国にとって靖国神社も歴史認識も外交カードの一つに過ぎない。
なぜこれほど簡単な事が理解できないか。
ならば日本がとるべき解決策はただ一つ。
不当な干渉にははっきりと拒否をすればいい。
『相手にしないこと』
それが外交カードを無力化する最も有効な手段だ。
未来永劫使用可能なジョーカーなど無力化すべきだ。
もうすぐ8月15日。
小泉首相は正々堂々と靖国神社に参拝していただきたい。