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学生の弱みにつけ込むソフトバンク [ソフトバンクに物申す。]

久しぶりだが、書かずにおれなかったので書き留めておきたい。

ケータイ「契約」実績で「特別採用」 学生から不満と批判の声

一度出した新卒学生への内定を取り消す「内定切り」が相次ぐなど、学生の就職活動は厳しさを増している。そんな中、ソフトバンクグループの通信3社 が、応募者に対して「特別採用コース」を新設することを伝えていたことがわかった。その内容は、「ソフトバンクモバイルの携帯電話の契約実績を選考基準の ひとつとする」というもの。企業が「営業実績」を選考基準とするのは異例で、学生からは「内定前の学生に営業やらせるのはおかしい」などと不満の声もあ がっている。

(中略)

就職活動中の学生の弱味につけ込む卑劣な愚策だ。
自由参加とはいえ、このご時世、喉から手が出るほど内定を欲する学生は多いだろう。
そこまでして契約が欲しいか。
こんなえげつない企業の存在が許されるのか。
ソフトバンクはこう弁解する。
 

(中略)

メールの文面では、目的として 「通常の選考では図れない営業力を選考基準の一つに追加することで、候補者に多様なアピール機会を提供する」

とうたっているものの、学生の間からは

「内定も出ていない段階で、学生に営業活動をやらせるのはおかしい」
「内定が欲しい学生の弱みにつけこんでいる」
「友人関係がめちゃくちゃになる」

などと批判的な声もあがっている。

このような声に対して、ソフトバンク広報室では、

「特別採用コースは、あくまで、通常の筆記試験や面接では図ることのできない『営業力』を選考基準のひとつに追加することで学生側に多様なアピール機会を 提供し、多様な人材を採用することを目的として、通常の採用コースとは別に新設されたコースであり、当社の営業目的で実施するものではありません。また、 本コースは、本コースの趣旨をご理解いただき、同意頂ける方のみお進みいただくことになります(それ以外の方は、通常通りの採用コースにお進みいただくこ とになります)」

と、特別採用コースは営業目的ではないと主張。(1)自分の力をアピールする機会を設けたに過ぎない(2)「特別採用コース」は選択肢の一つに過ぎない、との立場を明らかにしている。

詭弁だ。
本当にそうならば、実際に契約させる必要はあるまい。
『あなたなら、誰をどのように勧誘するか』
をレポートさせればよい。
実体験はできなくとも、それで十分ではないだろうか。
こんな企業に就職するなんて止めた方がいい。
『人』を大切にしない企業に就職してもロクなことはあるまい。
今後の動向を見届けたい。

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