中国政府の日系企業に対する露骨な嫌がらせ [中国との諸問題。]
浙江省工商局がこのほどノートパソコンに対する品質検査を行った結果、東芝、富士通、NEC、 HPなど有名ブランド4社のノートパソコン5種が不合格となった。同局が14日に公表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 検査されたノートパソコンは、静電気防止、電磁波防止、落雷対策などの基準が不合格だった。 今回のサンプル検査は中国国家標準(GB規格)であるGB4943-2001「情報技術設備の安全性」(強制性基準)など10項目の国家強制基準、国家推薦基準、企業基準、明示基準(ISO・IECおよびその他の国際組織が制定した国際基準、国家基準、業種基準、現地の質量技術監督部門による企業基準を含むほか、国外企業は国外基準を含む)及び法律法規に基き行われた。 浙江省工商局はこのほど不合格となった商品に販売停止の命令を出し、また立件調査を行うという。 |
日本のノートパソコンが品質検査に合格せぬのなら、
他にどこの製品がどれだけ合格するのか。
静電気防止?電磁波?落雷対策?
明らかに露骨な嫌がらせとしか思えない。
それとも賄賂が足りないのか。
根拠の無さそうなこうした品質基準による締め付けは、
いずれ国際社会からそっぽを向かれかねない。
それとも、政府高官に賄賂を渡せば済むとでもいうのか。
いずれにしても、中国に自由経済は今のままでは合致しまい。
日本政府はこうした嫌がらせに対して抗議しているのだろうか。
実際に品質に問題のある中国の食品を素通りさせている場合ではない。
品質検査が必要なのは
『日本製品に対してではなく、中国製品に対して』
である。
中国に進出する企業は、
中国が何でもアリであることを理解しておく必要がある。
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