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米空母への中国原潜接近を考える [中国との諸問題。]

「現場は公海」米空母追跡で中国 合法性強調か
 
 【ワシントン=山本秀也】沖縄近海を航行中の米空母「キティホーク」が中国海軍の潜水艦に追跡された問題で、中国訪問中のラフェッド米太平洋艦隊司令官は17日、中国軍当局者から潜水艦の活動は公海上であり、領海侵犯などには当たらないとの説明を受けたことを明らかにした。

 AP通信が伝えたもので、問題となった潜水艦の活動を中国側が確認したのはこれが初めて。中国外務省の報道官は、事態を最初に伝えた米紙ワシントン・タイムズについて「報道は正確ではない」と指摘していた。

 説明に当たった中国軍当局者は明らかにされていない。中国側の発表によれば、ラフェッド司令官は同日、中国軍の葛振峰副総参謀長と北京で会談していた。

 同紙の伝えた洋上での事態は、中国のソン(宋)級潜水艦が航行中の米空母を約8キロの魚雷射程圏内まで追跡するという挑発行動に出たというもので、公海上かどうかは問題となっていなかった。このため、軍当局者の説明の真意や、報道のどの部分を不正確だとしているのかなど、中国側の意図は依然不明だ。

 中国海軍の潜水艦では、2004年にハン(漢)級原子力潜水艦が石垣島周辺の日本領海を侵犯し、日中間の外交問題となっていた。中国軍当局者は、この領海侵犯事件を念頭に活動海域の合法性を強調した可能性もあるようだ。

アメリカが本気で中国原潜の接近を許したとは考えがたい。
いくらなんでもマヌケすぎる。
おそらくは、中国側の脅威を演出する意図があるのではないか。
事実、中国の急激な軍事大国化はアジアの脅威となっている。

中国原潜の能力を計らんとする意図があったかもしれない。

中国海軍が太平洋に進出して久しい。
先の日本領海を中国原潜が侵犯した事件も同様だ。
中国は確実に原潜の能力を向上させてきている。

インド洋から太平洋につながるライン。
それは、資源の乏しい日本がシーレーンを守るための重要な防衛線だ。
私がインド、台湾との連携を強く求めるのはそのためだ。
中国によるこれ以上の太平洋進出は阻止する必要があろう。
それは間違いない。


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